麻の敷パッドが持ってる特徴って?
麻の敷パッドはどんなものがオススメ?
この記事ではこんな疑問が解決できます。
敷布団やベッドに使う敷パッドにも色々な種類がありますよね。
夏はさらっと快適な綿素材のものや接触冷感のひんやり敷パッド、
冬になるとふわふわの暖かい敷パッドを使用する方が多いと思います。
10月に入って朝晩が少し肌寒くなってきたし冬向けの敷パッドがほしい。
そんな時にオススメしたいのが麻の敷パッドです。
「麻って夏向けの素材じゃないの?」
「冬だと寒くて冷えそう…」
そんな声も聞こえてきそうですが、
麻の敷パッドは冬にも快適に使えます。
個人的には麻の敷パッドを冬でも積極的に使ってほしいと思っています。
なぜ夏向け素材の麻の敷パッドを冬にも使ってほしいのか。
この記事では麻敷パッドをオススメする理由を説明していきます。
麻素材の特徴
まず一口に麻と言っても麻には産地や長さによって沢山の種類があります。
現在、麻と表記されているものはリネン(亜麻)とラミー(苧麻)の2種類になります。
大変古くからリネンはヨーロッパで、ラミーはアジア圏で使われてきました。
リネンとラミーでも特徴の違いはありますが、
ここでは両方が持っている大きな特徴5つを紹介します。
独特な風合いがある
麻はシャリ感と呼ばれる独特な風合いを持っています。
リネンの方が比較的柔らかな風合い、ラミーはしっかりとした風合いと言われています。
どちらも生地に張りがあり通気性も優れているため快適に使えます。
麻は自然の中でも特に丈夫な繊維なので長く使っている内に風合いが増し肌に馴染んでいくでしょう。
夏から麻敷パッドをそのまま使うことで自分に合った風合いになっていきます。
丈夫で長持ち
麻は天然繊維の中で最も強度があると言われます。
また水に濡れると繊維が膨張し更に強くなるという特徴があります。
洗濯を繰り返しても傷みにくいので気軽に洗って頂けます。
洗濯性にも優れている清潔な状態で年中使うことが出来ます。
吸湿発散性に優れる
麻は吸湿発散性に優れています。
汗をかいてもべたつかず乾きも速いのが特徴です。
人は寝ている間にコップ一杯分の汗をかく、なんて話を聞いたことはありませんか?
これは冬でも同じで寒いと感じていても実は寝ている間に汗をかいています。
冬向けの暖かタイプの敷パッドは合成繊維(ポリエステル等)で作られていることが多く
吸湿性が低いので布団に入った瞬間は暖かくても寝ている間に寝装内環境が悪くなり
結果的に寝苦しさを感じる原因になることがあります。
冬でも麻敷パッドを使うことで汗をかいても快適に眠ることが出来ます。
保温性に優れる
実は麻は保温性にも優れています。
麻の繊維を拡大して見てみると中が空洞になっていることがわかります。
その空洞部分に空気が含まれているので、
夏は汗を吸って発散しさらっと快適な感触を保ち、
冬は掛布団と体温で暖められた空気を保ち体を包みます。
麻敷パッドは吸湿発散性と保温性を両方持っており夏でも冬でも快適に使えます。
自然の抗菌性
麻は繊維自体が抗菌性を持っておりカビや雑菌の繁殖を抑えると言われています。
昔は麻の布で食品を包んで保管することで長持ちさせていたようです。
カビや細菌の増殖を和らげる性質を持っています。
こんな麻敷パッドがオススメ
ここまで冬でも麻敷パッドは使える理由を説明してきました。
ただし実際に購入される際に気を付けて頂きたい点があります。
それは「中綿(わた)にも麻を使っているかどうか」です。
麻敷パッドとは肌に触れる表の生地に麻が使われている敷パッドを指します。
つまり麻敷パッドでも中綿には麻が使われていないものもあります。
中綿がポリエステルだとせっかくの表の麻生地の良さが活かしきれません。
表の麻生地が汗を吸っても中綿のポリエステルの吸水性が悪いと意味がないですよね。
中綿にも麻を使用することで5つの特徴が更に活かされるのです。
麻敷パッドを選ぶ際は中綿にも麻を使った麻敷パッドを強くオススメします。
「麻100% 本麻敷きパッド シングルロング」は表生地100%、中わた麻100%で麻の良さをしっかり活かした商品になっていますよ。
麻敷パッドについてのまとめ
冬でも麻敷パッドをオススメする理由は以下の通りです。
・洗濯しても傷みにくいので清潔に使える。
・冬でも寝ている間の汗を吸って発散してくれる。
・保温性も優れていてしっかり暖かい。
・自然の抗菌性を持っている。
特に麻の良さを活かすため中綿にも麻を使った麻敷パッドを強くオススメします。
私自身も色々な敷パッドを使ってきましたが今では一年中麻の敷パッドで寝ています。
実際に使っていて本当に快適なので「冬にも麻の敷パッド」を一度試してみてください。
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