冷感素材の敷パッドの寝心地ってどうなの?
一番おすすめの素材の敷パッドが知りたい!
段々と暖かくなるにつれて春夏向けの敷パッドが活躍する季節がやってきました!
春夏向けの敷パッドと言っても色々な素材がありますが、
今回は綿、麻、ポリエステル、冷感(ナイロン)の4種類の敷パッドについて、
実際に使ってみた上での感想や特徴も含めて紹介していきたいと思います。
記事の最後には4種類の素材の中で一番おすすめの敷パッドを紹介していますよ。
綿素材の敷パッド
まず最初は綿素材の敷パッドです。
表生地 | 綿100% |
裏生地 | ポリエステル100% |
中わた | ポリエステル100% |
特徴 | 吸湿発散性、柔らかな風合い |
綿素材の特徴は吸湿発散性と柔らかい風合いです。
実際使ってみた感想としても表生地が綿素材なだけあって、
布団に寝転んだ際の肌触りがとても柔らかく気持ち良かったです。
生地がシンカーパイル(タオルのような形状)になっているのも、
直接肌に触れる面積が少なくなり寝ている間の蒸れを防いでくれました。
ただし裏生地と中わたがポリステル素材ということもあって、
綿素材の特徴である吸湿発散性という部分は少し劣ると思います。
表生地で汗を吸収しても中わたと裏生地がポリエステルだと水分を吸いません。
綿の良さを活かすなら裏生地、中わたも綿を使用した敷パッドをおすすめします。
ポリエステル素材の敷パッド
次はポリエステル素材の敷パッドです。
表生地 | ポリエステル100% |
裏生地 | ポリエステル100% |
中わた | ポリエステル100% |
特徴 | 速乾性、価格の安さ |
ポリエステル素材の特徴は速乾性と価格の安さです。
安いものであれば千円以下で買える価格の安さが一番の魅力です。
またポリエステル素材は吸水性が低く乾きやすいので洗濯性も優れています。
ただし吸水性が低いということは汗を吸わないということでもあります。
表生地、裏生地、中わた全てポリエステルの今回の敷パッドだと、
やはり布団の中が蒸れるのか寝心地はあまりよくないように感じました。
品質という点では綿素材や後述の麻素材の敷パッドと比べると落ちますが、
とにかく安いものがほしいという方にはポリエステル素材の敷パッドをおすすめします。
冷感素材の敷パッド
次は冷感素材の敷パッドです。
表生地 | ナイロン100% |
裏生地 | ポリエステル100% |
中わた | ポリエステル100% |
特徴 | 冷感素材(Q-MAX0.3) |
冷感素材の敷パッドの特徴は何といってもそのひんやり感です。
実際に使ってみても寝ころんだ瞬間にひんやりとした感覚が伝わってきました。
表生地に使用されているナイロンは熱伝導率が高いので体の熱が敷パッドに移動し触れると冷たく感じます。
ひんやり感を数値化した最大熱吸収速度(Q-MAX)が0.2以上のものが接触冷感素材と呼ばれていますが、
今回私が使用したものはQ-MAX0.3ということもあって瞬間のひんやり感は中々のものでした。
ただしナイロン素材もポリエステル素材と同様に吸水性が低いのがデメリットです。
布団に入った瞬間は確かに冷たくて気持ちがいいのですが、正直かなり蒸れました。
段々と寝苦しくなるので冷たい部分を探して体を移動させながら寝るという感じです。
個人的には接触冷感の敷パッドはあまりいい印象は持ちませんでした。
ナイロンやポリエステルの接触冷感敷パッドは安価な物もあるので試してみるにはいいと思います。
特に接触冷感を感じてみたいという方には価格は少し高くなりますが熱伝導率が高いポリエチレン素材の敷パッドがおすすめです。
麻素材の敷パッド
最後は麻素材の敷パッドです。
表生地 | 麻100% |
裏生地 | ポリエステル80%、綿20% |
中わた | 麻100% |
特徴 | 吸湿発散性、独特な風合い |
麻素材の特徴は吸湿発散性と独特な風合いです。
麻は吸湿発散性に「とても」優れています。
「とても」と書いたのは麻の吸湿性は綿の約4倍だからです。
吸湿性と発散性は天然素材の中でも指折りの特徴と言えます。
また先述の熱伝導率も麻は天然素材の中では一番です。
これからの春夏にかけてのシーズンに特におすすめしたい素材です。
問題は麻のメリットともデメリットとも言える独特な風合いです。
正直、新品の麻敷パッドを1日使って寝てみただけでは風合いは固いです。
麻にはシャリ感と呼ばれる独特の風合いがあり好き嫌いが分かれる風合いでもあります。
ただしこの風合いは使っている内に馴染んで柔らかくなっていきます。
総合的に考えると春夏シーズンは個人的には麻素材の敷パッドをおすすめします。
私がオススメする敷パッド
綿、ポリエステル、冷感(ナイロン)、麻の4種類の敷パッドを紹介しましたが、
私が実際に使ってみた上でおすすめしたいのは「麻素材の敷パッド」です。
やはり素材の持つ特徴がこれからの季節に特に向いている点と、
夏に向けて今から使うことで風合いが馴染んでいく点もおすすめです。
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こちらの本麻敷パッドは中わたにも麻100%使用しています。
表生地だけでなく中わたにも麻を使っているので素材の特徴を存分に活かせてると思いますよ。
以上、4種類の素材の敷パッドを実際に使ってみた感想でした!
他にも春夏で使うおすすめの掛け布団にダウンケットというものがあります。
いくら夏が暑いからといってエアコンをつけていると寝冷えすることもありますよね。
ダウンケットはエアコンの風から寝冷えを防ぎつつ、軽くて洗えるので1枚持っていると使い勝手がかなりいいですよ。
まだ持っていない人や買い替えを考えている人は【エアコン対策】ダウンケットの選び方まとめ!【洗える安いものを選びましょう】の記事で選び方や値段が変わるポイントをまとめているので参考にしてください。
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