どうせ洗うし、カバーは必要ないでしょ。
カバーを使った場合のメリットが知りたい。
この記事ではこんな疑問が解決できます。
ダウンケットや肌掛け布団は洗えるものも多く、カバーをつけずに使う人も多くいます。
それって損してますよ。
ダウンケットとはいえ長く使いたいのであればカバーは必要ですし、カバーをかけた方が寝心地もよくなります。
一部の例外を除けば、基本的にはダウンケットにもカバーはかける方がいいですよ。
それでは詳しく解説していきます。
ダウンケットにカバーをかけることの2つのメリット
ダウンケットや肌掛け布団は洗えるものも多いので、カバーをかけずに使っている人も多いと思います。
絶対にカバーをかけないといけない!ということはありませんが、かけた方がメリットが大きいですよ。
それに全くカバーを持っていないという人は少ないと思いますしね。
ダウンケットや肌掛け布団にカバーをかける具体的なメリットは以下の2つ。
- 汚れや傷がつくのを防ぐ
- 寝心地の改善
個別に解説します。
汚れや生地の劣化を防ぐ
夏場の暑い時期にダウンケットを使っていると汗で汚れたり、皮脂で汚れたりします。
ダウンケットは洗えるから別にいいけど・・・
こんな風に考えるかもしれませんが、ダウンケットとはいえ洗うのは大変です。
洗うこと自体はそこまで苦に感じることはありませんが、しっかりと乾かさないと臭いの原因にもなります。
その点、カバーをかけると汚れがダウンケット本体に付くことの防止にもなりますし、洗いすぎによるダウンケット本体の生地の劣化も防ぐことができます。
いかに洗えるダウンケットとはいえ、服と一緒で洗いすぎると生地は劣化します。
たしかに洋服も何回も洗っているとほつれてきたりするわ。
生地に穴があいたり、破れたりするのを防ぐという意味でもカバーをかけて使う方が、ダウンケットを長く使えるのでおすすめですよ。
寝心地の改善
具体的なメリットとしてはこちらの方がイメージをしやすいかもしれません。
ダウンケットに使われている生地はポリエステル100%だったり、ポリエステル85%のものが多い傾向にあります。
洗いやすい素材なので多く使われているポリエステルですが、汗を吸ってくれないので寝ているときに蒸れを感じやすいデメリットがあります。
ダウンケットをそのまま使っているとムレる・・・
そこで綿素材のような吸水性や吸湿性の高いカバーをかけることによって、寝心地を改善させることができます。
あと単純にポリエステルのシャカシャカした感じが苦手と思っている人もカバーをかけるとかなりマシになりますよ。
ダウンケットに足りない機能をカバーで補うと考えてもらえれば大丈夫です。
カバーをかけるだけでもかなり寝心地を改善できるので、ぜひ使ってみてください。
ダウンケットにカバーをかけない方がいい場合
ここまではダウンケットや肌掛け布団にもカバーは必要ですよと説明してきましたが、カバーをつけない方がいい場合もあります。
例を挙げるなら肌に当たる裏地がパイル生地のものや接触冷感加工がされているものはカバーをつけないことをおすすめします。
裏地にパイル地を使うことで、ダウンケット本体に吸水性をもたせているのでカバーをかけるとせっかくパイルにした意味がなくなってしまいます。
同じく接触冷感加工のダウンケットも肌が直接あたることで冷たく感じる加工なので、カバーをかけると効果がかなり薄れてしまいます。
このように直接肌に触れることで得られるメリットがあるようなダウンケットはカバーをつける必要はありません。
ダウンケットにおすすめの掛けカバー
具体的にダウンケットにはどんなカバーがおすすめなの?と悩む人もいると思うので、おすすめのカバーを紹介しておきます。
ダウンケットにかけるカバーなので、風合いや肌触りを重視して紹介しています。
ダウンケットと一緒に買おうかなと考えている人は参考にしてください。
和晒し無添加ガーゼふとんカバー
値段も比較的安めでおすすめのダウンケットや肌掛け布団に使えるカバーがこの和晒し無添加ガーゼふとんカバーです。
この記事を書いている2021年1月時点でシングルサイズで税込み3,300円とかなり安いという訳ではありませんが、品質と値段のバランスを考えればかなりいいカバーです。
具体的におすすめできるポイントを簡単にまとめると以下の5つです。
- 和晒しなので生地が柔らかく気持ちがいい
- エコテックス認証があり安全性が高い
- ボタン付きテープなのでカバーの付け外しが簡単
- カラーバリエーションが豊富
- 洗うと風合いが柔らかくなる
メリットも多い、いい布団カバーですよ。
特に①~③はこのカバーをおすすめするポイントなので、簡単に説明します。
一般的に生地を染める前に晒しという色が染めやすいように漂白する工程があります。
これは薬品を使って加工することが多い工程ですが、和晒しの場合は大きな窯に入れて時間をかけて繊維の中にある不純物や汚れを取り除きます。
一般的な晒しだと数時間程度で終わる工程を和晒しの場合は3~4日間かけて行います。
時間をかけて生地のストレスを与えることのない和晒しはふっくらと柔らかな風合いに仕上がります。
たったそれだけのことでも肌触りはかなり変わりますよ。
肌にあたる生地はできるだけ柔らかい方がいいですよね?
気持ちよく寝たいというのであれば和晒しのガーゼカバーはおすすめです。
②のエコテックスって知っていますか?
聞いたことがない人も多いと思います。
このエコテックスは日本の安全基準を遥かに超える350以上の有害物質を対象とした世界最高水準の安全な製品の証明です。
世界でも100カ国以上の実績のある世界的にも有名なものです。
詳しくは「エコテックス公式サイトのエコテックスとは」を読むとさらに理解が深まります。
このカバーではエコテックスの中でも最も厳しいクラス1を取得しており、赤ちゃんが口に入れても大丈夫なぐらいの安全性があります。
③のボタン付きテープは知っている人も多いかもしれません。
これがあるのとないのでは利便性に大きな違いでてきますよ。
ちなみにこんなのです。
これがあるだけでカバーの取り付けと取り外しがかなり楽になります。
他にもヒモの場合だと使っているうちにほどけてきたりしますが、このボタン付きテープの場合だとかなり外れにくくなります。
一度このタイプを使うとヒモには戻れなくなるレベルで便利ですよ。
これだけおすすめできるメリットがあって3,300円(税込み)なのでコスパも抜群です。
ちなみにダウンケットだけでなく普通の羽毛布団にも使うことができるので、オールシーズン使うことができますよ。
ダウンケットと一緒にカバーを買おうと考えているのであれば、この和晒し無添加ガーゼふとんカバーはかなりおすすめです。
ダブルガーゼオーガニック和晒し掛け布団カバー
予算に余裕がある人にはこちらのダブルガーゼ オーガニック 和晒し 掛け布団カバーがおすすめです。
値段は税込み5,980円と先ほどの和晒し無添加ガーゼふとんカバーと比較すると高いですが、より高品質になっています。
肌触りを重視する人や高品質なカバーが欲しいという人におすすめですよ。
具体的におすすめできるポイントをまとめてみます。
- 和晒しなので生地が柔らかく気持ちがいい
- オーガニックコットンを使用
- ダブルガーゼなので吸水性も良い
- ボタン付きテープなのでカバーの付け外しが簡単
- 洗うと風合いが柔らかくなる
なんせ肌触りが良く気持ちのいいカバーですよ。
カバーとしての作りは先ほどのカバーと変わりませんが、生地素材が先ほどはシングルガーゼだったのが、こちらはダブルガーゼになっています。
ダブルガーゼになったことで吸水性もアップしていますし、シングルガーゼよりもしっかりとした感触になっています。
ダブルガーゼになったからといってゴワゴワするといったこともなく和晒しで仕上げているので風合いは良く気持ちいいですよ。
それに洗えば洗うほど柔らかく馴染んできますからね。
本当におすすめ。
ちなみによくオーガニックって聞くけど具体的にどんなメリットがあるのかも気になるところ。
実はオーガニックだからといって通常のコットンと比較して明確なメリットってほぼありません。
なんとなく響きもいいですし、使ってて気持ちいいものではありますけどね。
オーガニックコットンは農薬や化学肥料を使わずに栽培される為、地球環境に優しい素材といえます。
土壌汚染や地下水汚染することもありませんしね。
参考画像も載せておきます。
※日本オーガニックコットン協会様より引用
右の写真のように薬剤を使って枯れさせた方が収穫もしやすく、綿花を落としてしまうこともないのでロスも少なくなります。
左の写真のように無農薬で生産すると収穫しにくく、害虫駆除や雑草の管理などかなりコストがかかってしまいます。
他にもオーガニックコットンの栽培基準には労働者の安全や健康・児童労働に関する規約も含まれているので人にも優しい素材です。
もっと詳しくオーガニックコットンについて知りたいという人は日本オーガニックコットン協会に詳しく書いてあるのでそちらを参考にしてください。
少し話が逸れましたが、ダブルガーゼでオーガニックコットンを使い和晒しで仕上げているカバーは他にはありませんし、単純に風合いも良くておすすめですよ。
汗を吸収してくれるので夏場のダウンケットとも相性はいいですし、意外と保温性もあるので冬でも使えるので使い勝手もいいですしね。
ダウンケットにカバーは必要なのか?のまとめ
結論として、ダウンケットにカバーはかけた方がメリットが多くあります。
必ずしもカバーは必要という訳ではありませんが、つけたほうがダウンケット自体も長持ちするのでおすすめです。
とはいえ、一部のダウンケット自体に機能性がある場合はそのまま使うことがおすすめです。
特に接触冷感の素材のダウンケットは直接肌に触れないと冷感効果もかなり低くなりますからね。
それ以外のダウンケットの場合はカバーをかけた方がいいと考えておいてください。
肌ざわりと蒸れ感がかなり変わってくるので、カバーをかける場合は綿素材などの吸湿性や吸水性に優れた素材を選ぶようにしましょう。
今使っているダウンケットが古くなってきたという人や安いものを買ったから微妙だなと感じている人は買い替えを検討するのもありです。
ダウンケットを選ぶときの注意点やダウンケット選びの具体例などを【エアコン対策】ダウンケットの選び方まとめ!【洗える安いものを選びましょう】という記事にまとめているのでどうやって選べばいいのかわからない人は参考にしてください。
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