洗える場合の洗濯方法について
洗えない場合はどうしたらいい?
この記事ではこんな疑問が解消できます。
羽毛布団を出してみたけど長年使っているし一度洗ってみたいという方もいるでしょう。
ただ羽毛布団の洗濯って難しそうで家庭では中々出来ないイメージがありますよね。
羽毛布団の家庭での洗濯方法や洗濯出来ない場合はどうすればいいのか。
この記事ではそんな羽毛布団の洗い方について解説していきます。
羽毛布団が洗濯出来るか確認する方法
まずは今使っている羽毛布団が家庭で洗えるのか確認する必要があります。
羽毛布団についている品質表示に記載されている洗濯絵表示を見てみましょう。
家庭で洗える羽毛布団の洗濯絵表示
旧絵表示 | 新絵表示 | 絵表示の説明 |
液温は40℃を限度とし、洗濯機で洗濯出来る。 | ||
液温は40℃を限度とし、洗濯機で弱い処理が出来る。 | ||
液温は40℃を限度とし、洗濯機で非常に弱い処理が出来る。 |
上の表に載っている絵表示の羽毛布団は家庭用の洗濯機で洗えるものになります。
家庭用品品質表示法の改正で2016年12月以降は右の新しい絵表示に変っています。
液温の限度は40℃になっていることが多いので洗濯の際にお湯を使う場合は注意しましょう。
旧絵表示 | 新絵表示 | 絵表示の説明 |
液温は40℃を限度とし、手洗いが出来る。 |
こちらの絵表示が付いている羽毛布団は手洗いのみ可能です。
家庭で洗濯する場合は浴槽など大きなところに水を溜めて洗います。
ただし羽毛布団を傷つける可能性もあるのであまりおすすめはしません。
家庭では洗えない羽毛布団の洗濯絵表示
旧絵表示 | 新絵表示 | 絵表示の説明 |
家庭での洗濯禁止。 |
この絵表示が付いている場合は洗濯機での洗濯及び手洗いは出来ません。
羽毛布団は非常に繊細で勝手に洗ってしまうと使えなくなる可能性もあります。
生地が縮んでしまったり中身の羽毛が吹き出てくることもあるのでやめておきましょう。
家庭での洗濯を想定していない羽毛布団はクリーニング店に頼む方法があります。
専用の大型洗濯機と乾燥機を使用する羽毛布団の丸洗いサービスを活用しましょう。
クリーニング店に依頼する場合もまずは絵表示を確認の確認です。
旧絵表示 | 新絵表示 | 絵表示の説明 |
パークロロエチレン及び石油系溶剤によるドライクリーニングが出来る。 | ||
パークロロエチレン及び石油系溶剤による弱いドライクリーニングが出来る。 | ||
石油系溶剤によるドライクリーニングが出来る。 | ||
石油系溶剤による弱いドライクリーニングが出来る。 | ||
ウェットクリーニングが出来る。 | ||
弱い操作のウェットクリーニングが出来る。 | ||
非常に弱い操作のウェットクリーニングが出来る。 |
いずれかの絵表示が記載されている羽毛布団はクリーニングが可能です。
お店に相談する際にはどの絵表示が書いてあるか説明できると話が早いですね。
生地が綺麗になり中身の羽毛も洗浄、乾燥することで布団の膨らみも戻りますよ。
羽毛布団の洗濯方法
羽毛布団はよく晴れた乾燥した日に洗濯するのがおすすめです。
羽毛布団1枚がシングルで約2.5kg程度なので洗濯機の容量は5kgはあった方がいいでしょう。
また羽毛布団を洗う時は掛け布団カバーを外して単体で必ずネットに入れて洗ってください。
側生地が傷むと風合いが悪くなったり羽毛の吹き出しにも繋がるので注意が必要です。
洗濯は大物洗いコース(布団コース)を選びましょう。
ポイントは羽毛布団に水をしっかり浸み込ませることです。
羽毛布団は空気の層を含んでいるので最初はあまり水を吸ってくれません。
洗濯機の中で押すようにして水を吸わせることで中身まで洗浄できますよ。
洗剤は必ず中性洗剤を使用して下さい。
ふんわり仕上げたい方はおしゃれ着用洗剤など繊維に優しい洗剤もおすすめです。
漂白剤は色落ちの原因になりますので使わないようにしてください。
羽毛布団の乾燥方法
洗って綺麗になった羽毛布団はしっかりと乾燥させましょう。
乾燥は不十分だと羽毛がヘタったり雑菌の繁殖にも繋がるのでとても大切です。
まず重要なのは羽毛布団の多くはタンブル乾燥を禁止しています。
コインランドリーの乾燥機で羽毛が吹き出た事例もあるので注意してください。
乾燥方法ですが実は羽毛布団の多くは日陰でのつり干しを推奨しています。
洗濯したものは天日干しにしたい気持ちもありますが重要なのは日光よりも湿度です。
湿度の低い日に風通しの良い場所で干すことで十分に湿気を飛ばすことが出来ますよ。
羽毛布団の洗濯方法まとめ
まずは羽毛布団が家庭で洗えるものなのか確認してみましょう。
羽毛布団は繊細なものなのできちんと用法を守って洗濯した方がいいですよ。
家庭洗濯を推奨していない布団も丸洗いサービスをやっているお店であれば洗えます。
今年の冬は一度羽毛布団の洗濯に挑戦してみませんか?
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羽毛布団の中では珍しくコインランドリーでの洗濯、乾燥が可能なので自分で洗濯がしたいという方にはおすすめですよ。
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