春から夏にかけて使える掛け布団は?
掛け布団を変えずに寝心地を変える方法も。
この記事ではこんな疑問について解説しています。
4月に入り桜が散り始めると一気に気温が上がり春の陽気になってきます。
でも羽毛布団は意外と長い期間使えるし春は掛け布団選びが難しい季節です。
ここでは羽毛布団の衣替え時期と春夏に使える掛け布団についてお伝えします。
羽毛布団は4月まで
寝具の衣替えの目安は寝室の室温と言われています。
初春は日中の気温は暖かい日でも夜になると冷えてくることがあります。
羽毛布団は室温が15℃を下回る時期に使うもので大体4月頃までとなります。
ただし冬用の羽毛布団をもう少し長く使う方法もあります。
それは羽毛布団に付けている掛け布団カバーを変えることです。
例えば「綿100% ダブルガーゼ 掛け布団カバーシングル」を使うことによって、
ガーゼ生地の肌触りと綿100%の吸湿性によって寝心地を変えることが出来ます。
このように冬用の羽毛布団は基本的には4月頃までの寝具になりますが、
室温はあくまでも目安なので自分に合うタイミングで寝具を変えることが大切。
掛け布団カバーを組み合わせることで季節に合わせて上手に使い分けましょう。
春におすすめの掛け布団
夏はタオルケットのような薄手の掛け布団を1枚かけて寝ることが多いですが、
季節の変わり目の春の時期には何を掛けて寝ればいいのか迷うところです。
ここでは春から初夏にかけておすすめの掛け布団を紹介していきます。
羽毛合い掛け布団
羽毛合い掛け布団とは羽毛の充填量を800g程度に抑えた羽毛布団です。
時期としては主に秋口から初冬、冬の終わりから5月頃まで使われます。
真冬には寒いですが春のような季節の変わり目にはぴったりの掛け布団です。
冷暖房で室温を調節しながら寝る方には年中使える布団としてもおすすめです。
羽毛肌掛け布団
羽毛肌掛け布団とはダウンケットとも呼ばれる充填量300g程度の薄手の羽毛布団です。
4月頃から真夏の暑い時期でも使うことが出来るので羽毛布団の衣替えにぴったりです。
寝冷え対策にもなるので夏場にエアコンをつけたまま寝る方には特におすすめです。
冬用の羽毛布団や羽毛合い掛け布団と違って家庭で洗えるタイプが多いのも便利ですね。
キルトケット
キルトケットはキルティング加工された中わた入りの薄手の掛け布団です。
様々な種類の商品がありどれも春から夏にかけて使用する薄手の掛け布団ですが、
表裏の生地と中わたの素材によって風合いや機能性、寝心地も全然違います。
おすすめは綿を使用したキルトケットです。
肌触りがよく吸湿性に優れた綿の特性を活かすために両方に綿が使われているものにしましょう。
真綿肌掛け布団
真綿布団は絹(シルク)を使用した肌掛け布団です。
シルクは蚕(かいこ)の繭から作られる天然繊維で最高級の素材に分類されます。
柔らかな風合いだけでなく吸湿発散性や保湿性も高く夏にぴったりの素材です。
1枚の羽毛布団で1年中使える?
実は1枚の羽毛布団を1年中使う方法もあります。
羽毛合い掛け布団と羽毛肌掛け布団を組み合わせた2枚合わせ羽毛布団です。
秋口や春先は合い掛け布団、夏は肌掛け布団と使い分けることで1年中同じ布団が使えます。
そして真冬は2枚の羽毛布団を合わせて1枚の布団として使うことが出来る優れものです。
・合い掛け、肌掛けを組み合わせて1年中使える
・2枚合わせてることで真冬用の羽毛布団としても
・ただし布団2枚分なので通常の羽毛布団より重くなる
まとめ
羽毛布団では暑くなってくるこの時期は掛け布団選びが難しい季節です。
一般的には冬用の羽毛布団は4月頃までは使用できると言われていますが、
室温や自身の体調に合わせて上手に寝具を選ぶことが大切です。
1年中使いたい方には肌掛けと合い掛けを合わせた2枚合わせ羽毛布団がおすすめ。
この記事を読んで春の掛け布団選びの参考にして頂けると幸いです。
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