・羽毛ふとんの正しい収納の仕方は?
・春から夏にかけて使う羽毛ふとんとは
この記事では上の3つのポイントについて解説しています。
桜の開花が始まりそろそろ春本番といった季節になってきましたね。
日中の気温も20度を超える日が増えてきて段々暖かくなっています。
冬の間活躍してきた羽毛ふとんもそろそろお役御免という方も多いでしょう。
でも使い終わった羽毛ふとんをそのまま収納してはいけません。
正しくお手入れして収納しないとふとんの劣化の原因に繋がります。
この記事では次のシーズンもふかふかの羽毛ふとんを使うために、
収納前にするべきことや正しい収納の仕方を解説していきます。
羽毛ふとんをしまう前にすること
1シーズン使った羽毛ふとんはそれなりにダメージを受けています。
そのまま収納してしまうと次の冬までダメージを持ち越してしまうかも。
そのため使い終わった羽毛ふとんは収納する前のお手入れが大切です。
ふとんを干す
使い終わった羽毛ふとんは収納する前に一度干しましょう。
羽毛ふとんの生地や中身の羽毛は寝ている間にかいた汗を吸収しています。
生地や羽毛の吸湿発散性によって普段は気にならないかもしれませんが、
1シーズンも使うと目に見えない湿気や汚れが溜まっています。
お布団は風通しのいい場所での陰干しをおすすめします。
天気のいい日に天日干しをすると気持ちがいいイメージがありますが、
外の空気にあてて風を通してあげるだけでも十分湿気は飛びます。
天日干しは生地を傷める原因にもなりますので避けた方がいいですよ。
干す時間帯は10時~15時ぐらいの間がおすすめです。
片側1時間ずつの合計2時間ぐらい干せば十分湿気が取れると思います。
天気が良く湿気の少ない日を選んで干してみてくださいね。
詳しい布団の干し方についてはこちらの記事でも解説していますよ。
「羽毛布団の干し方!干す時間や頻度、干すメリットをまるごと解説!」
お布団は収納する前に1度干して冬の間のダメージをケアしてあげて下さいね。
収納袋のポイント
お布団を入れておく収納袋にも気を付けてほしいポイントがあります。
せっかく干した布団を通気性の悪い袋に入れておくと湿気が溜まってしまいます。
布団を購入した際についていた専用の収納ケースがあればそれを使えばいいでしょう。
もし持っていない場合はなるべく通気性のいい袋(不織布のもの)がおすすめです。
また布団を入れた袋を少し開けておくのも通気性を確保するためのポイントですよ。
圧縮袋に入れて保管するのはやめてください。
圧縮してしまうとせっかくの羽毛が傷んで膨らみが弱くなってしまいます。
次の冬に出した際に元の暖かさに戻らない場合もあるので注意してくださいね。
収納する場所の掃除
意外と忘れがちなのが収納する場所の掃除です。
いくらお布団をケアしても収納場所が汚れたり湿っているとダメですよね。
物がたくさん入っていると通気性も悪くなりカビの原因にも繋がります。
押し入れやクローゼットなどは普段は中々掃除する場所でもないので、
できればこういう機会に綺麗にしてしまうのがいいかもしれませんね。
お布団をしまう前に収納場所を綺麗にし、湿気を取り乾燥させることが大切です。
羽毛ふとんの正しい収納の仕方
収納する際にも気を付けるポイントはやはり湿気対策です。
湿気は下に溜まる習性があるので収納場所の上段などを選んで保管しましょう。
湿気が溜まらないように湿気取りを置いたり床に簀子を敷くのも有効です。
保管中も定期的に空気の入れ替えをすることで清潔に保つことが大切ですよ。
また羽毛布団の上には基本的に重たいものを置かないように注意しましょう。
重たいもので押しつぶされ中の羽毛がヘタってしまう原因にもなります。
大きいものなので収納の土台にしがちですがベストは一番上に置くことです。
正しい収納の仕方についてはこちらの記事も参照ください。
「【圧縮はダメ】羽毛布団の収納方法!スペースがない人は見せる収納をしよう!」
収納についての注意点やかわいい収納ケースの紹介もしていますよ。
春から夏にかけて使う羽毛ふとん
冬用の羽毛ふとんを使い終わって春夏に使う布団を迷ってる方におすすめなのがダウンケットです。
ダウンケットは羽毛の充填量を減らした春夏向けの薄手の羽毛ふとんです。
軽くて洗えるものが多くこれから夏本番にかけてぴったりの布団になります。
これからダウンケットを使ってみようかと考えている人や選び方がわからないという人は【エアコン対策】ダウンケットの選び方まとめ!【洗える安いものを選びましょう】の記事でまとめているので参考にしてください。
値段が変わるポイントや自分の用途にあった選び方を把握しておくことで不必要に高いダウンケットを買うことがなくなります。
まとめ
そろそろ冬用の羽毛ふとんを使い終わる時期ですが、
使い終わった羽毛ふとんをそのまま収納してはいけません。
・圧縮袋は使わず通気性のいい収納袋を使うこと
・収納場所を綺麗にして湿気が溜まらないように
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