普通の羽毛布団だと寒い・・・毛布を使ってもズレてくるし何か方法はない?
2枚合わせの羽毛布団は買ってまではいらないけど、あんな使い方ができればな・・・
この記事ではこんな疑問が解決できます。
2枚合わせの羽毛布団やデュエットタイプと呼ばれる羽毛布団は知っていますか?
肌掛け布団と合い掛け布団の2枚をボタンで合わせて使う羽毛布団です。
1セット持っているとオールシーズン対応できるので便利な羽毛布団ですが、知らない人も多いです。
便利そうだけど、わざわざ買うのはちょっと・・・
こんな人におすすめなのが本記事です。
この記事を読めば普通の羽毛布団と肌掛けを持っている人ならば2枚合わせとして使うことができる方法がわかります。
ちょっとした道具が必要にはなりますが、手軽で簡単にできるので2枚合わせがどんな感じなのか試してみたい人にもおすすめですよ。
羽毛布団を2枚合わせで使う方法
普通の羽毛布団を2枚合わせとして使う方法は簡単でテープ、もしくはヒモでとめることです。
個人的にはヒモでとめるとなると、ほどけたりするのであまりおすすめではありません。
しかも面倒だし・・・
ということで、ホック付きテープを使うことをおすすめします。
少しお金はかかりますが、これが1番手軽で楽にできますよ。
こんな感じのものですね。
絶対にこれじゃないとダメだということはありませんし、似たようなものでも全然OK。
もし似たようなものを見つけたときに注意すべきポイントは、テープが硬すぎるものは避けておいた方が無難です。
テープが硬いとなると寝ていると感触が気になって寝心地が悪くなるので・・・
2枚合わせで使うならどちらが上?
2枚合わせをの羽毛布団を使っている人でよくある疑問のひとつが、「2枚合わせを使うならどちらが肌に当たる面でどちらが上?」という悩みがあります。
答えは基本的には肌掛け(ダウンケット)が肌に当たる方にして使ってください。
ただし、この記事を読んでいる人の多くは普通の羽毛布団と肌掛けの組み合わせを考えている人が多いと思います。
そのような場合でも肌掛けを下にして肌に当たるように使ってください。
これは明確な理由があって、基本的に肌掛けの方が薄く、キルティングも細かいことが多いです。
薄くキルティングが細かいので、体へのフィット感が高く、隙間から熱を逃がしにくいんですよね。
そういった意味で肌掛けの方を下にして使うのがおすすめです。
2枚合わせにした場合のカバーはどうすればいい?
元々2枚合わせの羽毛布団であればカバーも問題ありませんが、自分の持っている羽毛布団を組み合わせて羽毛布団にする場合は注意が必要です。
といっても、ほとんどの場合は問題なくカバーを使うことができます。
注意しないといけないのは、寒いからという理由で普通の本掛け羽毛布団を2枚組み合わせた場合はカバーに入りません。
知っている範囲ではこの使い方に対応するカバーもありませんし。
とはいえ、さすがにこんな使い方をする人は少ないのであまり気にしなくても大丈夫ですよ。
他の組み合わせについてもまとめておきます。
- 肌掛け×肌掛け…〇
- 肌掛け×合い掛け…〇
- 肌掛け×本掛け…〇
- 合い掛け×合い掛け…〇
- 合い掛け×本掛け…△
- 本掛け×本掛け…×
〇=カバーに入る △=条件次第でカバーに入る ×=カバーに入らない
こんな感じですね。
条件次第でカバーに入るというのは羽毛の量次第って感じですね。
組み合わせて中身の量が2㎏を超えてくるとちょっと厳しくなってきます。
無理やりカバーをつけようと思うとつけれるのですが、その場合は羽毛がふくらみにくくなってしまい保温性が下がるのでやめておいた方がいいですよ。
合い掛け×本掛け、本掛け×本掛けの組み合わせをするぐらい寒いと思うのであれば、素直に他の手段であたたかさを求めたほうがいいですね。
ちなみにカバーでもあたたかさをアップさせることはできますよ。
例えば上のようなカバーだとかなりあたたかいですよ。
ただし、ポリエステル100%なので蒸れやすい部分はありますが、触り心地もよく布団に入ったときのヒンヤリ感も軽減できるのでおすすめです。
羽毛布団を2枚合わせとして使う方法のまとめ
今ある羽毛布団を2枚合わせとして使う方法は手軽で簡単にできます。
2枚合わせに興味がある人はぜひ試してみてください。
こんな感じのホック付きテープはそこまで種類も多くないので選択肢は少ないですが、手軽に2枚合わせを試せるという点ではおすすめですよ。
寝心地が気に入れば、次に買い替えるときは2枚合わせの羽毛布団を買うのもいいですしね。
ただ、普通の本掛け羽毛布団では寒くて寝れない・・・という状況であれば、素直に買い替えるのも考えておいた方がいいかもしれません。
特に以前は寒く感じることはなかったのに、最近寒く感じるといった場合は羽毛布団の劣化が進んでいる可能性もあります。
お手入れで改善できる場合はいいですが、羽毛布団自体を長く使っている場合は寿命かもしれません。
もし今の羽毛布団を10年近く使っているようであれば、寿命の可能性が高いですよ。
羽毛布団の寿命については【まだ使える】羽毛布団の寿命は10年!?買い替えの目安や長く使う方法!という記事で詳しく解説しているので心当たりがある人は参考にしてみてください。
他にも羽毛布団についてもう少し詳しく知りたいという人は【全11記事】羽毛布団の正しい選び方のまとめ【比較するポイントも解説】という記事を参考にしてください。
羽毛布団の選び方についてまとめていますが、生地の種類や羽毛の種類についても詳しく解説しているので参考にどうぞ。
羽毛布団を自分で選んで買い替えようと思ってもなかなか難しいです。
寝具業界で働く私がおすすめする2022年の羽毛布団を【2022年秋冬】ネットで買える羽毛布団のおすすめランキング【用途別に解説】という記事で解説しつつ紹介しています。
羽毛布団の買い替えを検討しているのであれば参考にどうぞ。
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