【まだ使える】羽毛布団の寿命は10年!?買い替えの目安や長く使う方法!

羽毛布団の寿命のアイキャッチ羽毛布団の選び方

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羽毛布団って昔は一生ものなんて言われてたけど、本当に使えるの?
実際、羽毛布団の寿命はどれくらい?
羽毛布団が劣化したらどうなるの?改善方法はないの?

 

この記事ではこんな疑問が解決できます。

 

一昔前までは羽毛布団は一生ものだと言われていましたが、そんなことはありません。

残念ながら劣化していきます。

 

羽毛布団の寿命の目安は約10年です。

 

ただし、使い方やお手入れ方法で羽毛布団の寿命は変わってきます。

しっかりとお手入れをしてあげることで10年以上使うことも可能です。

 

この記事では羽毛布団の劣化を見分けるポイントや長く使うためにどうすればいいかを解説します。

正しく使い、しっかりとお手入れする方法を理解することで、羽毛布団が長く使えるようになりますよ。

 

ただ、それでもあなたが使っている羽毛布団ももう限界かもしれません。

2022年の羽毛布団はコスパが良いものが多いので買い替えるタイミングとしてはおすすめです。

 

買い替えを検討するなら【2022年秋冬】ネットで買える羽毛布団のおすすめランキング【用途別に解説】という記事を参考にしてください。

羽毛布団の寿命は10年

チェックのイメージ

冒頭でも書いた通り、羽毛布団の寿命は約10年が目安です。

ただし、これは使い方やお手入れ方法でも変わってくる部分で6年程度でダメになってくるものもあれば15年ぐらい使えるものもあります。

 

もう少し詳しく書けば、ただ使うだけなら20年使うことも可能です。

 

ただし、この場合の使えるというのは最低限の布団を掛けて寝るといった意味なので、暖かくはないし、ふかふかということはありません。

 

快適とは程遠い寝心地ですよ。

 

実際、長く使っている羽毛布団から新品の羽毛布団に買い替えたりすると違いがすぐわかります。

ふくらみも暖かさも全然違いますからね。

 

ちなみに羽毛布団の値段で寿命が変わると思っている人もいるかもしれませんが、半分正解で半分間違いです。

 

というのも、高い羽毛布団でシルクの生地を使ったようなものだと生地が傷みやすく、耐久性はそこまで高くありません。

このような羽毛布団だと羽毛布団の寿命というよりは生地の寿命の方が先にくるケースもあります。

 

こんな場合だと高い羽毛布団だからといって寿命が長いわけではありません。

 

逆に安い羽毛布団でもポリエステルの生地は強いので中の羽毛次第では寿命が長いと言えます。

 

羽毛布団の寿命は生地の素材や羽毛の品質で変わるということを覚えておいてください。

あくまで最初に書いた10年というのは目安として考えておいてください。

 

次は羽毛布団が劣化してきていないか見極めるポイントを解説します。

羽毛布団の劣化を見分ける3つのポイント

3つのイメージ

そもそもどんな状態になったら羽毛布団が劣化しているのかわかりませんよね?

羽毛布団の劣化を見分けるポイントは3つあります。

羽毛布団の劣化を見分ける3つのポイント
  1. 羽毛が飛び出してきている
  2. 寝ているときに寒い
  3. ふくらみが減った気がする

この3つに注意して自分の羽毛布団を見てください。

上から順番に劣化しているとやばい順番です。

 

個別にもう少し詳しく解説します。

羽毛が飛び出してくる

カバーを外すと羽毛が飛び出してきている・・・

 

もし、こんな状態であれば劣化というより破損なので買い替えたほうが早く確実です。

ただし、飛び出してきている羽毛の数がちょっとぐらいであれば自分で修復可能な場合もあります。

 

これは羽毛布団の生地が劣化してきて生地の目が緩んでしまい羽毛が吹き出してきているか、見えないくらい小さな穴があいてしまって吹き出しているかのどちらかであることが多いです。

 

羽毛が飛び出してきている穴が特定できる場合は自分で修理可能です。

特定できた場合は、羽毛布団の補修布を使えば簡単に修理できますよ。

 

羽毛布団を補修布を使って修理する手順を書くと長くなるので別の記事で詳しく解説します。

 

ただし、修理ができるのは飛び出してきている穴が特定できた場合と穴が小さい場合だけです。

全体から羽毛が出てきている場合は素直に買い替えるか、このあとに説明する羽毛布団のリフォームを選んでください。

 

一度羽毛が飛び出すようになった羽毛布団は対策をしない限り、ずっと羽毛が出てくるようになります。

 

部屋も汚くなって掃除も大変になるので、羽毛が飛び出してきているのであれば早急に対応が必要です。

穴は大きくなることはあっても、小さくなることはないですからね。

寝ているときに寒い

正確には寝ているときに前より寒く感じる場合は劣化してきている可能性があります。

この場合は2つパターンがあって、次で説明する羽毛のふくらみが無くなってきて寒く感じる場合と羽毛がかたよって寒く感じる場合です。

 

羽毛のふくらみがなくなってきている場合については次で説明するので飛ばしますが、羽毛のかたよりは羽毛が無い部分や少ない部分ができてしまうので寒く感じます。

 

ただ羽毛のかたよりが原因で寒いと感じる場合は劣化ではないので、買い替えを検討する必要はないですよ。

かたよりを直す方法についてはお手入れ方法のところで解説します。

 

むしろ羽毛自体のふくらみが無くなってきていて、寒く感じるようであれば劣化してきている可能性が高いので注意が必要です。

ふくらみが減った気がする

なんとなく前より羽毛布団のふくらみが少なくなってきている・・・

こんな風に感じるのであれば、劣化してきているサインです。

 

羽毛布団のあたたかさは羽毛のふくらみによってできる空気層が、自分の体から出る熱を吸収しあたためられることで高い保温性をもちます。

 

なので羽毛布団にふくらみが無くなってしまうと、あたたかさも落ちるんですよね。

 

ふくらみがなくなる原因は皮脂や汗などの汚れが原因だったり、羽毛自体が壊れるなど理由はいろいろあります。

湿気を多く含んだ場合も羽毛のふくらみはなくなりやすいです。

 

先に挙げた皮脂などの汚れや羽毛が壊れた場合は自分で改善するのは難しいですが、湿気を多く含んだ状態ぐらいであれば自分で改善することができます。

 

湿気が多い場合の対処法はお手入れのところで詳しく解説します。

 

とはいえ、羽毛布団のふくらみが無くなると暖かくなくなってくるのでお手入れで対応できるところはしっかりとやっていきましょう。

羽毛布団が劣化しやすい使い方

悪いイメージ

お手入れ方法の前にどんな使い方をしたら羽毛布団は傷んで劣化するのかをしっかりと把握しておきましょう。

先にざっくりとまとめてみます。

羽毛布団が傷んで劣化しやすい使い方
  • 布団の上に乗って寝るor動き回る
  • 抱き枕のようにして寝る
  • 長期間圧縮して保管する
  • 洗ってはいけない羽毛布団を洗う

普通に使っている分には問題ないですが、注意して欲しいポイントだけ補足しておきます。

長期間圧縮して保管する

収納するときに圧縮して保管している人も多いと思います。

絶対にダメということはありませんが、あまりおすすめできる保管方法ではありません。

 

というのも、羽毛布団から空気を抜いて圧縮すると羽毛が壊れやすくなります。

羽毛の軸の部分が折れてしまうこともありますし、長期間圧縮しているとふくらみも元に戻らないことがあります。

 

極端な例えですが、羽毛も呼吸しているので真空状態になってしまうと息ができないんですよね。

そんな状態で長期間置いておくと開けたときに元通りには戻りません。

 

圧縮して収納する場合はできれば1~2か月に一度ぐらいは開けてお布団を干して空気を通してあげるようにするとまだマシですよ。

洗ってはいけない羽毛布団を洗う

これは本当にやめておいた方がいいです。

特に綿100%のものはおすすめしません。

 

ネットでもコインランドリーで洗う方法など紹介されているのを見かけますが、洗えない羽毛布団を洗うのはやめておいた方がいいです。

 

洗えない羽毛布団を洗った場合の大きなリスクは、生地から羽毛が飛び出してくる可能性があります。

 

羽毛布団用の生地はダウンプルーフと呼ばれる目つぶし加工がされていて、羽毛が飛び出てこないように加工されているのですが、洗うと目つぶしの効果が落ちます。

 

洗うことで生地の目が緩んでしまうんですよね。

 

「洗える」とか「ウォッシャブル」とか書いているものを除けば、基本的には羽毛布団は洗わない方がいいですよ。

どうしても洗いたい場合はクリーニングがおすすめです。

 

ちなみに洗って羽毛が飛び出してきていても自己責任なので、保証期間内でも交換してもらえないことが多いです。

 

洗った羽毛布団は見ればだいたいわかりますしね。

無理に洗うのはやめておいた方が無難です。

簡単にできる羽毛布団のお手入れ方法

メンテナンスのイメージ

羽毛布団を長く使うために自分で簡単にできるお手入れ方法を紹介しておきます。

といっても、この記事では記事内で必要な2つだけ紹介します。

 

他にもいろいろあるのですが、あんまり書いてしまうと長くなってしまうので他の記事でお手入れ方法についてまとめます。

羽毛布団に湿気がたまっている場合の対処方法

羽毛布団に湿気がたまってくるとふくらみが無くなってきます。

湿気を飛ばす方法は簡単で、布団を干すか布団乾燥機を使うかすれば解決できます。

 

ただし布団を干すときに注意して欲しいポイントが出来る限り日陰で干してください。

また別記事で詳しく解説する予定ですが、直射日光で干すと生地が劣化して色落ちの原因になったりします。

 

湿気の少ない風通りのいい場所で片面1時間から2時間程度干すのがいいですよ。

 

直射日光の方が干していて気持ちがいいですが、日陰に干していても風通しがよければ十分に湿気を飛ばすことができます。

 

どうしても天日干ししたい人は布団の上にカバーやシーツをかけて干してください。

直接日光が当たらなければ変色は防げますので。

 

頻度は毎日する必要はないですが、週に1回から2週間に1回ぐらいは干しておいた方がいいですよ。

定期的に干すことで、湿気を極力ためないようにするのが大事です。

 

羽毛布団を干してあげることで湿気を飛ばすことができ、ふくらみが回復します。

 

湿気を飛ばしてもふくらみが回復しない場合は、皮脂汚れや羽毛が壊れているなど他の原因があるので、買い替えを検討する、クリーニングに出す、リフォームに出すなどを検討してください。

 

もっと詳しく羽毛布団の湿気対策が知りたいという人は羽毛布団の干し方!干す時間や頻度、干すメリットをまるごと解説!という記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

羽毛の偏りの対処方法

羽毛のかたよりを直す方法は簡単で、手で羽毛をつまんで動かすだけです。

一部の特殊なキルティングの羽毛布団を除けば、基本的に羽毛布団を作るときに羽毛を入れる通り道があります。

 

羽毛のかたよりの原因もこの通り道ですが、逆にかたよりを直すときもこの通り道を使えばOKです。

言葉ではうまく伝わりにくいと思うので図解するようにします。

 

あとは自分の触った感触と見た感じのイメージで量を調整していけばOKです。

 

正直、手間はかかりますがこれがかたよりを直すなら1番確実な方法です。

羽毛布団を買い替える前に検討すべきこと

考えるイメージ

羽毛布団が寿命で買い替えを考える前に2つ検討して欲しいことがあります。

 

羽毛布団のクリーニングとリフォームです。

 

クリーニングは専門業者に洗ってもらうことで、羽毛についている皮脂汚れがとれてふくらみが回復しやすいですし、生地も綺麗になることが多いです。

 

汚れの種類によっては完璧には取れないこともありますが。

 

リフォームは羽毛布団の作り直しになります。

羽毛布団の打ち直しといった方がわかりやすい人も多いかもしれませんね。

 

今使っている羽毛布団から中の羽毛を取り出して洗い、壊れている羽毛を取り除いて新品の羽毛を足して作り直すといったサービスです。

 

ただし、安い羽毛布団の場合は下手すれば買ったときの羽毛布団の値段よりクリーニングやリフォームの方が高くつくことがあるので注意が必要ですけどね。

 

羽毛布団の打ち直し(リフォーム)については下の3記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

人によっては買い替えるよりコスパがいいので一度検討してみてください。

羽毛布団の寿命と買い替えの目安長く使う方法のまとめ

結論のイメージ

羽毛布団の寿命の目安は10年です。

ただし、素材や使い方によっても変わりますし、途中でクリーニングやリフォームをしてあげることで寿命を長くすることも可能です。

 

大切にお手入れしつつ使ってあげることで、羽毛布団は長く使うことができます。

最後にもう一度まとめておきます。

羽毛布団の劣化を見分ける3つのポイント
  1. 羽毛が飛び出してきている
  2. 寝ているときに寒い
  3. ふくらみが減った気がする

こんな状況になっていれば劣化のサインです。

状況によって買い替えなのか、クリーニングやリフォームで対処するなど考えてみてください。

 

クリーニングやリフォームも値段がそこまで安くないです。

自分が使っている羽毛布団が安いものであれば、素直に買い替える方がコスパ的にも優れていますよ。

 

高い高品質な羽毛布団を使っている人は同じクラスのものをもう一度買うのもいいですが、クリーニングやリフォームに出す方がコスパがいい場合も多いです。

 

自分が使っている羽毛布団を見て検討してみてくださいね。

 

羽毛布団の選び方について疑問がある人は【全10記事】羽毛布団の正しい選び方のまとめ【比較するポイントも解説】という記事でまとめていますので参考にしてみてください。

 

羽毛布団を選ぶときによく迷うポイントについて解説しています。

 

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