穴があいた羽毛布団は買い替えるしかないのかな?
なんとか穴をふさいで修理したい・・・
この記事ではこんな疑問が解決できます。
羽毛布団から羽毛が飛び出してきている・・・
カバーをあけたら羽毛まみれ・・・
こんな経験はありませんか?
もし羽毛が飛び出してきているのであれば生地が破れているか、穴があいていますよ。
といっても羽毛布団は目に見えないような穴や生地の緩みでも羽毛は吹き出してきます。
生地が破れている場合は問題の場所も特定しやすいんですけどね。
穴あきの場合は穴を見つけるのが非常に難しいです。
とはいえ、放置していると悪化していくだけなので、すぐに対処しないといけません。
この記事ではやっかいな羽毛の吹き出しの対処法について解説します。
羽毛が飛び出してくる穴の見つけ方や自分で修理する手順、業者に依頼する方法まで紹介しておきます。
羽毛布団から羽毛が吹き出したからといって必ず買い替えなくてもいいですよ。
まずは自分で修理できるか確認してから買い替えを検討するようにしましょう。
とはいえ、自分で修理するのは面倒だ・・・買い替えようと思う人は【2021年秋冬】ネットで買える羽毛布団のおすすめランキング【用途別に解説】という記事を参考にしてください。
2021年は羽毛の価格上昇により羽毛布団の価格も上がっています。
割高の商品もあるので記事を参考にして頂きしっかり見極めることが大切ですよ。
使い始めて長い人はへたりや劣化もあるので、この機会に買い替えるのもありです。
羽毛布団から羽毛が飛び出している場所を特定する
まず1番最初にすることは破れたり穴があいている場所を見つけなければいけません。
破れている場合は、見つけやすく問題の場所の特定も簡単です。
ただし、穴あきの場合はなかなか見つけることはできません。
まして生地の緩みが原因で羽毛が飛び出してきている場合の特定はさらに困難です。
なので穴あきや生地の緩みの場合の羽毛の吹き出し場所の見つけ方について説明しておきます。
穴あきの場所の見つけ方
最初に書いておくのが、ここで紹介する方法でも確実に穴の場所を特定できるわけではありません。
むしろ見つけれる可能性もそこまで高くありません。
とはいえ、適当に探していても見つかることはほとんどないので穴を探すコツを書いておきます。
- 布団についている羽毛を軽く払う
- それでも羽毛が残っている場所や羽毛が刺さっている場所を重点的に探す
- 羽毛が刺さっている場所があればその部分にガムテープを貼る
- 裏面も同じようにする
- 周りに飛んだ羽毛を片付ける
- 羽毛布団のマス目ごとに押して吹き出しがないか確認する
補足して説明していきます。
①の布団についている羽毛を軽く払うというのは、本当に軽く払ってください。
羽毛自体は風で舞うぐらい軽いので簡単に取れると思います。
ガムテープや掃除機で吸ってしまいたい気持ちもわかりますが、この時点ではまだやめておいてください。
逆に特定できなくなります。
①の工程のあと、それでも羽毛が刺さって抜けていない場所や羽毛が残っている場所が怪しい場所です。
羽毛の軸の部分が生地に刺さっているのであれば、その部分はチクチクした感触があるので触ればわかります。
ただしこの時点では中から羽毛が飛び出してきているのか、飛び出した羽毛が外から刺さっているのかは特定できません。
とりあえずその羽毛が刺さっている場所は一時的にガムテープを貼るなどして穴をふさいでおきましょう。
これを羽毛布団の表と裏の両面をやってみましょう。
周りに落ちている羽毛やお布団についた羽毛をしっかりと掃除をして取り除いたあとに、1マスごとに軽く押してみます。
もしこれで羽毛が飛び出てこないのであれば、穴をふさげた可能性があります。
しばらくはこのままの状態でカバーをかけて羽毛布団を使ってみてください。
1週間ぐらい使っても羽毛が飛び出てこないようであれば、ガムテープを貼った場所が穴あき場所です。
あくまでガムテープは一時的な応急処置なので、羽毛の飛び出しが止まったからといってそのままにはしないようにしてくださいね。
もし生地の表面から全体的に羽毛が抜けてきているといった場合は、生地の目の緩みが原因だと思われます。
その場合は個人で修理するのは無理なので、素直に買い替えるか業者に依頼するかを検討しましょう。
羽毛布団が破れた場合や穴あきを修理する手順
羽毛布団が破れた場合や穴があいた場合の修理方法について解説します。
方法は大きくわけて2つです。
- 自分で補修シートを使って修理する方法
- 業者に依頼して打ち直しをしてもらう方法
当然ですが、自分で修理する方が安くすみます。
ただし、自分で修理できる場合とできない場合があるので注意してください。
個別に解説していきます。
自分で補修シートを使って修理する方法
まず画像のような補修シートを用意します。
100均でも衣類用の似たようなものが売っていますが、羽毛布団用ではないので耐久性や通気性に不安があるのでおすすめはしません。
羽毛布団を修理するのに用意するものはこちら。
- 羽毛布団用の補修シート
- アイロン
- あて布
実際に自分が修理していく手順はこんな流れです。
- 穴や破れた場所よりも大きめに補修シートをカット
- カットした補修シートを穴にあてる
- アイロンがかけやすいようになるべく平らにする
- 補修シートの上にあて布をする
- 中温(160度)の設定して約10秒押さえる
注意するところは破れた部分や穴があいている部分より、かなり大きめに補修シートを切ってください。
大きすぎると綺麗に見えないかもしれませんが、ギリギリに切ってしまうとうまく接着できなかったり、穴を塞ぎきれなかったりします。
ちなみにこの補修シートは7㎝×30㎝なのでこのサイズ以上のは塞ぐことができません。
穴のサイズが補修シート以上に大きいようであれば、自分での修理はあきらめましょう。
ちなみに補修シートで修理できないからといって、穴を修理する場合に自分で縫うのは絶対にやめてください。
縫ったところの針穴から羽毛が出てくることになります。
素直に補修シートを使った方が被害が少なくなりますよ。
業者に依頼して修理する方法
お布団全体から羽毛が吹き出している場合や破れて穴があいている場所が大きい場合は個人での修理は難しいです。
そんな場合は羽毛布団の打ち直し(リフォーム)を依頼しましょう。
ネットで申し込めるお店もありますし、近くの布団専門店であれば対応してもらえます。
この打ち直しとは羽毛布団を一度解体して羽毛を洗浄し、新しい生地で仕立て直してくれるサービスのことです。
ニトリなどの量販店では取り扱いがないことが多いので注意してくださいね。
ただし、元々使っていた羽毛布団が2万円以下の安い羽毛布団の場合は打ち直しを利用すると損をすることもあります。
羽毛布団の打ち直しについては下の3記事で解説しているので参考にしてみてください。
羽毛布団が破れたり穴があいた場合の対処法のまとめ
羽毛布団から羽毛が飛び出してきた場合、買い替えを検討する人が多くいます。
安くなったとはいえ、羽毛布団を買い替えようと思うと数万円かかります。
できるだけお金をかけずに修理して使えるなら使いたいですよね。
まずはこの記事の内容を試してみてから買い替えを検討してもいいと思いますよ。
どうにもならなさそうだったら業者に打ち直しを依頼するのもありですし。
もし羽毛布団を買い替えるのであれば、【全11記事】羽毛布団の正しい選び方のまとめ【比較するポイントも解説】を参考にしてみてください。
羽毛布団を選んだり比較するときに悩むポイントについてまとめています。
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