ふとんの衣替えのタイミングが知りたい
季節ごとにおすすめのふとんは?
この記事ではこんな疑問について解説しています。
この記事を書いている8月の気温は身の危険を感じるほどで夜も寝苦しい日が続いています。
私は夏場はタオルケットを使って寝ていますが朝になると蹴飛ばしているなんてこともあります。
そんな暑い夏ですが1ヶ月もすると秋に向かって段々と気温が下がってきます。
夏のケットでは寒くなってきたけど羽毛ふとんを出すほどではなかったり寝具の衣替えは意外と難しいものです。
そこでこの記事では寝具の衣替えのタイミングについて解説していきます。
寝具を変える目安は?
多くの人が季節の変わり目や寝ているときの自分の体感で寝具の衣替えを行っていると思います。
寒くなってきたと感じれば冬のお布団を、暖かくなってくれば少し軽めのお布団に変えてみたり。
実は寝具の衣替えのタイミングは寝室の室温が目安になります。
日中の気温はまだ暖かくても夜になると寝室は冷えてくる時期もあるので気温よりも室温を目安にしてください。
室温別に最適な寝具
では具体的には室温が何度のときにどんな寝具を使えばいいのでしょうか。
寝具業界の老舗企業である西川株式会社が開設した日本睡眠科学研究所によると、
理想的な寝床内温度(布団の中の温度)は32~34℃と言われています。
室温の変化に合わせて寝具を変えることで寝装内温度を調節することが重要なんですね。
具体的には25℃を超えるような熱帯夜には綿や麻と言った吸湿発散性のよい薄手のケット類がおすすめです。
季節の変わり目の春や秋20℃前後の室温の時期にはダウンケットや羽毛の量が少なめの合い掛け羽毛ふとんがいいでしょう。
例年では10月頃、15℃を下回る室温になってきた頃が羽毛ふとんを出すタイミングです。
真冬の時期に10℃以下になる地域では羽毛ふとんに合わせて毛布や更に薄手のふとんを重ねるのがおすすめです。
春や秋におすすめの寝具
季節の変わり目は寝具選びに迷う季節でもあります。
日本の四季も今では夏と冬の2つしかないと言われるぐらい極端な気候ですよね。
服と違って寝具は気軽に脱いだり着込んだり出来ないので万能なものがあれば嬉しいところ。
そんな季節におすすめなのが肌掛けふとん(ダウンケット)と合い掛けふとんです。
ダウンケット
ダウンケットは主に春や夏に使う薄手の羽毛ふとんです。
冬物の羽毛ふとんの羽毛の充填量が1.0kg~1.2kgぐらいなのに対して、
ダウンケットは中身の羽毛充填量が0.2~0.3kgと少なめになっています。
暖かい時期に羽毛ふとんと聞くと抵抗のある方もいるかもしれませんが、
羽毛は温度調節機能に優れているので適度な温度を保ってくれる優れものです。
特にエアコンを付けたままで寝る方には体を冷やしすぎないためにもおすすめですよ。
また冬物の羽毛ふとんと違い洗えるタイプのものがほとんどなので汗をかく季節でも清潔にお使い頂けますよ。
・温度調節に優れた薄手の羽毛掛ふとん
・エアコンを付けたままの使用にぴったり
・頻繁に洗えるので汗をかく季節でも清潔
合い掛けふとん
合い掛けふとんは主に春や秋に使えるバランスに優れた羽毛ふとんです。
冬物の羽毛ふとんより少し抑えめの0.8kg前後の羽毛充填量の物が多く、
春頃や秋から冬にかけての季節の変わり目、寝具選びが難しいシーズンにぴったりです。
またダウンケットと2枚合わせて一緒に使うことで冬用の羽毛ふとんとして使うことも出来ますよ。
・季節の変わり目にぴったりの羽毛ふとん
・秋口から冬の初め、冬の終わりから春頃まで長く使える
・他の寝具と組み合わせることで真冬での使用も可能
冬におすすめの寝具
ダウンケットや合い掛けふとんと上手く組み合わせると一年中使えそうですね。
でもやっぱり真冬の寒い時期には羽毛ふとんが一番の味方です。
ただし羽毛ふとんもピンキリなのでしっかりとしたものを選ぶことが大切です。
前述の合い掛けふとん(充填量0.8kg)ぐらいの商品を羽毛ふとんとして販売していることもあります。
暖かい地域であれば大丈夫かもしれませんが正直真冬は寒さを感じるかもしれません。
1枚でも十分暖かい羽毛ふとんが欲しい方にはこちらをおすすめします。
羽毛は暖かさ十分のDP440のグースを1.2kg充填という優れものですよ。
これから冬の羽毛布団をお探しの方は候補に入れてみてもいいと思います!
まとめ
寝具の衣替えのタイミングに重要なのは気温よりも室温です。
室温20℃前後の春や秋には羽毛の量が抑えられた合い掛けふとんがおすすめ。
さらにダウンケットなら夏場も使えるので季節ごとにうまく使い分けましょう。
基本的には10月頃、室温15℃を下回るようになってきたなら羽毛ふとんが活躍する季節です。
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