打ち直しお店の種類が多くて選べない・・・
羽毛布団の打ち直しの料金をわかりやすく比較したい!
この記事ではこんな疑問が解決できます。
羽毛布団の打ち直し(リフォーム)の取り扱いはどんどん増えてきています。
ただ、お店によって値段も全然違ったりサービスの内容が違っていたりするので比較がしにくいですよね。
この記事ではネットでお願いできる羽毛布団の打ち直し(リフォーム)の料金比較をしています。
出来る限り、そのお店の定番コースで比較しています。
お店によってはここで書いているコース以外もあるので、興味があるお店があれば調べてみるのもいいですよ。
ちなみに実店舗のお店も少しだけ書いておくので参考にしてください。
その前に自分の羽毛布団が打ち直しに向いているのか、買い替えたほうがいいのかわからない・・・といった人は先に羽毛布団の打ち直し(リフォーム)と買い替えはどちらがいい?【具体的な数字でわかる】の記事をご覧ください。
人によっては買い替えたほうが得をする場合もあるので、しっかりと把握しておく方がいいですよ。
羽毛布団の打ち直しの料金比較
ネットで注文できる羽毛布団の打ち直しの料金を比較します。
ちなみに今回は楽天市場をベースにして調べてみました。
もちろん楽天市場には出店していないお店もいっぱいありますし、メーカー公式の打ち直しの取り扱いもあります。
ただ、メーカー公式の打ち直しは料金が高いところが多いですけどね。
それでは下の表をご覧ください。
お店の名前 | 料金 | 側生地 | 足し羽毛 | |
① | 羽毛布団再生工房 だんだん | 14,960 | 綿ブロード | 無し |
② | むーみん工房 | 16,500 | ポリエステル85%綿15% ブロード | ダック90% 300g |
③ | 快眠ショップ スウィートドリーム | 16,520 | ポリエステル85%綿15% ブロード | ダック90% 200g |
④ | 超寝具専門店ヌノヤ | 18,480 | ポリエステル85%綿15% ブロード | ダック85% 300g |
⑤ | 寝具ベスト通販 | 18,480 | ポリエステル85%綿15% ブロード | ダック85% 300g |
⑥ | 羽毛布団工場直販 すやすや工房 | 21,780 | 綿100%60番手サテン | グース93% 300g |
⑦ | モリクボ | 29,800 | 綿100%ツイル | ダック80% 300g |
※全てシングルサイズ→シングルサイズに打ち直しをした場合の料金。
税込み料金が安い順に並べてあります。
今回は7店舗比較してみましたが、今後増えてきたら追加していくかもです。
ちなみに2店舗だけですが、実店舗で受け付けしているところも書いておきます。
お店の名前 | 料金 | 側生地 | 足し羽毛 | オプション |
じぶんまくら | 17,600 | 綿ブロード | ダック85% 300g | コースの種類は複数あり |
つゆき | 21,780 | ポリエステル85%綿15% ブロード | ダック85% 300g | コースの種類は複数あり |
じぶんまくらは全国チェーンでタナカふとんの名前でやっている店舗もあります。
イオンなどのショッピングモールに入っていることもあるので知っている人もいるかもしれません。
つゆきは関西のみのチェーン店ですが、公式サイトに値段が書いてあったので参考になるかと。
もちろん他の実店舗でも打ち直しの取り扱いがあるところもありますよ。
ただ、地域の布団屋さんまで表に入れてしまうと数がすごくなってしまうので、チェーン店で料金が書いてあったところのみまとめておきました。
自分が住んでいる場所の近くに店舗があって持ち込みができるなら、相談もできる実店舗にお願いするのもありですよ。
とはいえ、羽毛布団は持ち運びをしようと思うと嵩張るので、ネットで自宅で完結できる宅配の羽毛布団の打ち直しサービスがおすすめです。
料金も安いところが多く、持ち運びの手間も省けますからね。
羽毛布団の打ち直しをするときの選び方
羽毛布団の打ち直しをしようと思って料金を比較してみたものの選び方がわからない人も多いと思います。
羽毛布団の打ち直しをするときに必ずチェックして欲しいポイントは3つあります。
- 側生地の素材
- 足し羽毛の有無
- 足し羽毛の品質
以上の3つのポイントは値段が変わってくるポイントでもあります。
値段が安いからという理由でお店を選んでしまうと、打ち直しをしてもメリットが少ないことがあるので注意しておいた方がいいですよ。
この3つについては補足して説明していきます。
その前にそもそも羽毛布団の打ち直しってどんな作業内容でどんなメリットやデメリットがあるのか詳しく知りたいという人は羽毛布団の打ち直し(リフォーム)とは?内容やメリット・デメリットを解説!という記事で説明しているので参考にしてください。
側生地の素材
あまりイメージはわかないかもしれませんが、側生地の素材は寝心地に直結してくる大事な要素です。
安い価格帯で多いのはポリエステル85%綿15%のもので、軽くて取り扱いがしやすいので悪くはない素材です。
ただ綿100%は蒸れにくく柔らかく、体にもフィットしやすいのでもっといいですよ。
寝ているときに布団と体の間にスキマができて寒い思いをした人も多いと思います。
そんな人であれば綿100%サテンを選んでおくとフィット性が高くなるので、スキマから入ってくる冷たい空気を軽減することができます。
羽毛布団の側生地については【目的別】羽毛布団の生地の失敗しない選び方!コスパ抜群のおすすめも解説!という記事で詳しく解説しています。
打ち直しでは選べない生地もありますが、参考にどうぞ。
足し羽毛の有無
足し羽毛の有無も羽毛布団の打ち直しの料金に影響を与える大きな要素です。
羽毛布団を打ち直しに出そうと考えている人は今の羽毛布団を5年以上使っていることも多いと思います。
長期間使っている羽毛布団の場合だと中の羽毛も劣化が進んでいて、ファイバーと呼ばれる粉末状になっていることも少なくありません。
羽毛布団の打ち直しをした場合、この粉末状の羽毛は取り除かれます。
元の羽毛布団と同じぐらいの量にしようと思うと、新しい羽毛を足さないといけません。
その時に打ち直しの基本料金に足し羽毛が含まれていないと追加料金がかかることもあります。
あとから値段が高くなるのは避けたいですよね。
なので羽毛布団の打ち直しを選ぶときには、基本料金に足し羽毛が含まれているお店を選ぶ方がいいです。
多分、あなたが思っている以上に羽毛って高いですからね。
300gぐらいの足し羽毛だとしても数千円高くなることもあるので注意してください。
足し羽毛の品質
足し羽毛の品質も打ち直しの料金に大きく影響を与えます。
特にダックとグースではかなり値段が違います。
自分は臭いに敏感だと思う人は足し羽毛もグースの方が無難です。
グースの方が臭いのトラブルの発生率も低いですしね。
逆に少しでも値段を安く抑えたいという人はダックを選ぶのもありです。
とはいえ、ダックにしてもグースにしてもピンからキリまであります。
羽毛は選ぶのが難しいです。
選ぶときはDP(ダウンパワー)、ダックかグース、ダウン率、産地の順番で選べばいいかなと思います。
ここは人によって順番は変わる要素ですけどね。
品質を重視するならグース、値段を重視するならダックから選ぶと選びやすくなります。
羽毛の選び方については下記の4記事で詳しく解説しているので、もっと知りたいという人は参考にしてみてください。
結局どこで打ち直しをするのがおすすめ?
羽毛布団の打ち直しの料金比較はできたけど、結局どこを選べばいいのか判断が難しいですよね。
この記事では値段重視、品質重視という基準でおすすめを2つ紹介しておきます。
どちらもコスパはいいお店なので打ち直しを選ぶときの参考にしてみてください。
値段重視で打ち直しをしたい人におすすめのお店
できるだけ安く打ち直しをしたいという人には「むーみん工房」がおすすめです。
料金は比較的安くシングルサイズからシングルサイズの打ち直しで16,500円(税込み)です。
もちろん往復の送料込みの値段になります。
この「むーみん工房」のおすすめポイントは3つです。
- 羽毛自体をしっかり水洗い
- 除塵3回、殺菌処理2回の丁寧な工程
- 値段を考えればコスパがいい
値段が安いなかでは羽毛自体を取り出してから洗うというプレミアムダウンウォッシュが採用されていますし、コスパはいいかなと思います。
粉末状になった羽毛を取り除く、除塵作業を3回もしているので新しい羽毛布団に古く傷んだ羽毛が入ることはありません。
高機能洗剤を使い洗っているので、汗や皮脂などの汚れもしっかりと落としつつ殺菌処理をしてくれます。
そこまでの内容を考えるとこの値段は安いですよ。
ただし、側生地はポリエステル85%綿15%ですし、足し羽毛もダック90%は使っていますが羽毛のふくらみを表す数値のDP(ダウンパワー)は300以上とそこまで高い品質のものではありません。
とはいえ、これはワンランク上のコースを選べば問題ないです。
ただし、その場合は値段も上がってしまうのでコスパはそこまで良くありません。
ワンランク上のものがいいと思う人は品質重視のおすすめのお店で注文する方がコスパが良くておすすめですよ。
品質重視で打ち直しをしたい人におすすめのお店
品質重視で羽毛布団の打ち直しをしたいというのであれば「羽毛ファクトリーすやすや」がおすすめです。
シングルサイズからシングルサイズへの打ち直しで料金は21,780円(税込み)で往復送料が含まれています。
この「羽毛ファクトリーすやすや」がおすすめの理由は3つです。
- 側生地が綿100%60サテン
- 足し羽毛がグース93%
- 日羽協のリフォーム認定工場
先ほどと比較した場合、素材は全てグレードアップしています。
側生地も綿100%60サテンということで吸湿性に優れているので蒸れにくくなっています。
ポリエステル素材だとどうしても蒸れやすいんですよね。
寝ているときに蒸れて寝にくいと感じる人であれば、特に綿100%がおすすめですよ。
60サテンということで肌触りもよく柔らかいのでポリエステルのカシャカシャした感じが苦手という人にもおすすめです。
足し羽毛についてもダックではなくグースを使っているので、臭いの問題の発生率は低くなっています。
DPは書かれていないですが、かさ高が155mmと書いてあったので推定できるDPは380ぐらいかなといったところです。
ただ他と比較しても足し羽毛の品質としては十分ですよ。
日本羽毛製品協同組合(日羽協)のリフォーム認定工場に指定されているのも安心できる要素ですね。
適切な設備と環境のもと正しくリフォームされている工場におりる認定です。
直接的なメリットはないかもしれませんが、外部からしっかりと「この工場は大丈夫」と認定されているのは安心感につながりますよ。
料金は高いと感じるかもしれませんが、この「羽毛ファクトリーすやすや」で打ち直しをする方が満足度は高くなります。
羽毛布団は長く使うものなので数千円節約したところで長い目でみればそこまで変わりません。
先ほどのお店との料金の差額は5,280円ですが、これを割り返すと下のような式になります。
- 差額5,280円÷5年(1,825日)=約2.9円/日
- 差額5,280円÷10年(3,650日)=約1.4円/日
こう考えてみると1日あたりでは5年使う場合でも3円ぐらいしか変わりませんし、それで寝心地がグレードアップするなら安いですよ。
個人的には羽毛布団の打ち直しをするなら「羽毛ファクトリーすやすや」がおすすめです。
羽毛布団の打ち直しの料金のまとめ
羽毛布団の打ち直しの料金はサービス内容がお店によって違うので比較しにくくなっています。
この記事では羽毛布団の打ち直しの料金の比較と選ぶときに注意して見ておくポイントについて解説しました。
最後に簡単にまとめておきます。
- 側生地の素材
- 足し羽毛の有無
- 足し羽毛の品質
比較するときは料金だけでなく、この3つもあわせて比較するといいですよ。
値段が高いからといって必ずしも良いというわけではありませんし、逆もあります。
しっかりと自分で判断して見極めて選ぶのが大事です。
とはいえ、選ぶのが難しいという人は下のお店がおすすめです。
- 値段重視:むーみん工房
- 品質重視:羽毛ファクトリーすやすや
やっぱり羽毛布団を買い替えようと思うのであれば、【全12記事】羽毛布団の正しい選び方のまとめ【比較するポイントも解説】という記事を参考にしてください。
羽毛布団を選ぶときの疑問や注意点などをまとめています。
やっぱり自分で羽毛布団を選ぶのは難しいと感じるのであれば【2021年秋冬】ネットで買える羽毛布団のおすすめランキング【用途別に解説】という記事でランキング形式で紹介しつつ解説しているので合わせてご覧ください。
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